週刊誌の発売日当日となった2023年5月18日朝、事態は最悪の展開を迎えます。東京都目黒区の自宅で、猿之助と父親の四代目市川段四郎さん、母親の延子さんの3人が倒れているのをマネージャーが発見しました。両親は現場および搬送先で死亡が確認され、向精神薬中毒死と判定されました。地下の自室で意識朦朧の状態で発見された猿之助は一命を取り留めました。
現場には遺書とみられる書き置きが残されており、週刊誌報道によるスキャンダルの表面化を苦にした一家心中を図ったと見られています。警視庁による捜査の結果、両親に睡眠薬を飲ませて自殺を手助けしたとして、猿之助は自殺幇助の疑いで逮捕・起訴されました。
2023年10月の初公判で猿之助は起訴内容を全面的に認めました。判決公判において裁判官は「両親が自ら命を絶つ決意を固めるにあたり、被告の提案や関与が強く影響した」と指摘しつつも、被告自身が深く反省の弁を述べていることなどを考慮し、懲役3年・執行猶予5年(求刑・懲役3年)を言い渡しました。控訴はなく、有罪判決が確定しています。