都市部在住の20代〜40代の男女を対象とした衣類管理に関するアンケート調査(回答数320名)によると、「冬場にセーターやカーディガンをハンガーに掛けて失敗した経験がある」と答えた人は全体の78.4%に達しています。
大手アパレルセレクトショップで店長を務める30代女性は、取材に対して次のように現場の実情を明かしています。
「お客様から『買ったばかりのニットの肩がおかしくなった』とご相談を受けるケースの9割以上は、ご自宅でクリーニング用などの細いワイヤーハンガーに吊るして保管されていたことが原因です。店頭では、ラックに並べる際も薄手のものは肩厚のある滑り止めハンガーを使い、重みのあるローゲージやロングカーディガンは全て『脇下クロス掛け』で陳列しています。このひと手間で商品のロスやクレームは劇的にゼロに近づきます」
一方で、SNS上には「マワハンガーを買ったけれど、サイズを間違えて逆に肩が出っ張ってしまった」という声も散見されます。市販のアーチ型ハンガーを購入する際は、自分の肩幅よりも少し小さめ(女性向けサイズ38cm〜40cm、男性向けサイズ42cm〜45cm程度)を選ぶことが、新たな突起を防ぐ隠れたポイントです。