学資保険の年末調整で損しない!控除上限と妻名義の書き方徹底解説

学資保険の年末調整で損しない!控除上限と妻名義の書き方徹底解説

学資保険の年末調整で損しない!控除上限と妻名義の書き方徹底解説にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

「学資保険を申告すると、実際に手元へいくら還付金として戻ってくるのか」を正確に把握している人は多くありません。生命保険料控除は「支払った保険料がそのまま手元に戻る制度」ではなく、「課税対象となる所得から一定額を差し引き、その金額に自身の税率を掛けた分だけ税金が安くなる仕組み」です。

新制度における一般生命保険料控除の控除額は、年間支払保険料に応じて段階的に計算され、年間8万円超の払込で上限となる「所得税4万円・住民税2.8万円」に達します。月額1万円(年12万円)前後の学資保険に加入している家庭であれば、学資保険単体で上限額に到達します。

年収区分(目安)所得税率所得税の還付額(上限4万円控除時)翌年住民税の減額(上限2.8万円控除時)世帯全体の年間節税メリット年収300万円〜400万円台5%約2,000円約2,800円(税率一律10%)約4,800円年収500万円〜600万円台10%約4,000円約2,800円(税率一律10%)約6,800円年収700万円〜800万円台20%約8,000円約2,800円(税率一律10%)約10,800円年収1,000万円超33%約13,200円約2,800円(税率一律10%)約16,000円

一般的な会社員家庭(年収500万円〜600万円台、所得税率10%)を想定した場合、年末調整によって12月の給与で直接還付される所得税は約4,000円です。さらに翌年6月から天引きされる住民税が約2,800円軽減されるため、合算した節税効果は年間約6,800円となります。18年間の加入期間をトータルで見れば、約12万円以上の現金を回収できる計算になり、家計にとって決して無視できない利回り効果をもたらします。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。