親知らず抜かなきゃよかったと嘆く真相!激痛・麻痺と後悔の分岐点

親知らず抜かなきゃよかったと嘆く真相!激痛・麻痺と後悔の分岐点

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Q1:抜歯後、いつまで激痛が続いたらドライソケットを疑うべきですか?
A1:抜歯後3日目以降に痛みが和らぐどころか増悪し、脈打つような激痛や頭痛、異臭を伴う場合はドライソケットの疑いが極めて濃厚です。通常の抜歯痛は日ごとに軽快しますが、ドライソケットは時間が経つほど痛みが悪化します。自然治癒を待つと激痛が2〜4週間続くため、速やかに抜歯した医院を受診し、傷口の洗浄と消炎鎮痛軟膏の塗布、あるいは再掻爬(出血させて再度血餅を作る処置)を受けてください。

Q2:親知らずを抜いた後の穴に食べかすが詰まります。爪楊枝などで取ってもいいですか?
A2:爪楊枝や綿棒、ピンセットなどを使って無理に掻き出す行為は絶対に避けてください。肉芽組織と呼ばれる傷を治すためのデリケートな細胞を傷つけ、出血や再感染、ドライソケットを誘発します。親知らず抜歯後穴が塞がらない状態は数ヶ月続くのが正常です。穴に詰まった食べかすは、強くない水流のうがいや、シリンジ(針のないスポイト状の器具)を用いた微弱な水流で自然に流す程度に留めましょう。異物は組織が盛り上がるにつれて外へ押し出されます。

Q3:抜いた後に唇や顎にしびれが残っています。一生治らないのでしょうか?
A3:多くの下歯槽神経損傷は神経の完全断裂ではなく、圧迫や浮腫による一過性の伝導障害(神経挫滅)です。神経の再生速度は1日約1mmと言われており、数週間から数ヶ月、場合によっては半年から1年をかけて段階的に回復していくケースが多数を占めます。早期にビタミンB12製剤(メコバラミン)の内服や、星状神経節ブロック療法などの専門的治療を開始することが回復を促進するため、違和感を覚えたら放置せず主治医に報告してください。

Q4:左右両方の親知らずを一気に抜くのはおすすめできませんか?
A4:日帰りでの左右同日抜歯は、食事の咀嚼が極端に困難になり、生活の質が著しく低下するため推奨されません。両側の奥歯が腫れと激痛で使えなくなると、ゼリー飲料や流動食のみに頼らざるを得ず体力が消耗します。全身麻酔を用いた数日間の入院下でない限りは、片側ずつ(上下1本ずつ、計2回)に分けて抜歯するのが標準的で安全な進行ルートです。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。