単に「楽しい工作」で終わらせず、幼稚園教育要領や保育所保育指針が定める領域(「環境」「表現」「人間関係」)に根差した5歳児ハロウィン製作のねらいと指導案を構築することが不可欠です。5歳児クラスにおける指導案の骨子は、自ら見通しを立ててやり抜く意欲の醸成にあります。
指導案に記載すべき具体的な「ねらい」の文例
- 素材(紙、セロハン、廃材など)の特性に関心を持ち、光の通し方や組み立て方を試行錯誤しながら自分なりの表現を楽しむ。(表現・環境)
- ハサミやセロハンテープなどの用具を安全かつ適切に扱い、立体的な作品を作り上げる達成感を味わう。(健康・表現)
- 友達とアイデアを共有し合い、お互いの工夫や表現の違いを認め合いながら行事への期待を高める。(人間関係)
5歳児後半になると、「頭の中で思い描いた完成図」に向けて自ら手順を逆算する思考力が芽生えます。したがって、保育者が用意した型紙通りの製作ではなく、5歳児ハロウィン製作立体アイデアを複数提示し、「どこにどんな装飾を施すか」「立体パーツをどう立ち上げるか」を選択できる余白を指導案に組み込む設計が有効です。