一富士二鷹三茄子の本当の意味とは?徳川家康の謎と四五六の続きを徹底解剖

一富士二鷹三茄子の本当の意味とは?徳川家康の謎と四五六の続きを徹底解剖

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ことわざ辞典や歴史資料によると、「一富士二鷹三茄子」とは初夢に見ると最も縁起が良いとされるものをめでたい順に並べた言葉です。新しい年の幕開けにこの3つが夢枕に立てば、向こう1年間は災厄を免れ、望む富や地位を手にできると信じられてきました。それぞれのシンボルには、何重もの吉夢と縁起の良い意味が込められています。

まず筆頭の「一富士」は、日本最高峰の美しさと荘厳さを誇る富士山を指します。その雄大さから「高い目標の達成」や「国家安泰」を示すとともに、言葉遊びを好む江戸町衆の間で富士山の掛詞不死(不老不死・無事)として広まりました。戦乱が収まったばかりの江戸初期、無病息災と延命長寿は何物にも代えがたい最大の富だったのです。

続く「二鷹」は、大空高く旋回し鋭い爪で獲物を確実に仕留める猛禽類です。鳥類の王者としての気高い姿から鷹の象徴と立身出世が重ね合わされ、勝負事の勝利や事業の急成長を約束する瑞祥とされました。百発百中で標的を捉える性質から、「チャンスを絶対に逃さない強運」の代名詞でもあります。

そして謎多き「三茄子」は、事を「成す」に通じる吉祥の野菜です。さらに茄子は、1つの花に必ず1つの実をつける極めて結実力の高い植物であることから、実り多き成果と茄子の成すと蓄財、子孫繁栄の象徴と位置づけられました。高い目標を抱き(富士)、確実に行動して機会を掴み(鷹)、具体的な成果と財産を残す(茄子)という、人生を成功に導くための完璧な行動原理がこの3文字に凝縮されています。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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