難関大に現役合格を果たした先輩たちの検証データから、最も効率的で挫折しない新数学スタンダード演習の使い方には、共通する「3つの鉄則」が存在することが判明しています。
鉄則1:1問にかける時間を「15分〜20分」に制限する
本書の問題で1時間もペンを止めて悩み続けるのは、学習効率の観点から避けるべきです。15分間思考し、方針が立たない、あるいは途中で計算が破綻した場合は、潔く解答解説を確認します。重要なのは「どれだけ悩んだか」ではなく、「どの道具の選択を誤ったか」を認識することです。
鉄則2:解説の「ミニ講座」と「別解」を熟読する
大学への数学シリーズの真価は、本解のスマートさだけでなく、欄外の注釈や「別解」の豊富さにあります。合格者の手記では、「自分が解けた問題でも、解説にある別解を写経して幾何的アプローチや文字減らしのテクニックを吸収した」という声が多数を占めます。答えが合っていたからと次の問題へ進む使い方は、本書のポテンシャルを半分しか引き出せません。
鉄則3:チェックボックスを活用した「3回転システム」
全ての問題を均等に解き直す時間的余裕は受験期にはありません。初見で即答できた問題(◯)、方針は立ったが計算ミスや部分的な詰まりがあった問題(△)、手も足も出なかった問題(×)に分類します。2周目は△と×のみ、3周目は直前期に×の問題だけを解き直すことで、短期間で弱点を根絶できます。