Q1:ドラッグストアで買える安価な市販オイルでも、アイロンの熱から髪を守れますか?
A1:成分表示を確認し、「γ-ドコサラクトン(エルカラクトン)」や「加水分解ケラチン」、あるいは明確に「ヒートプロテクト処方」「アイロン用」と明記されている製品であれば、1,000円前後の市販品でも十分な熱保護効果を発揮します。ただし、単なる保湿目的の純椿油や純ホホバオイルなどの天然油脂100%の製品は、アイロン直前には適さないため避けてください。
Q2:アイロンを挟んだ瞬間に「ジュッ」と音がするのは、オイルが効いている証拠ですか?
A2:極めて危険なサインです。その音は髪内部に残った水分が急激に沸騰し、キューティクルを突き破る「水蒸気爆発」の破裂音です。直ちにアイロンを止め、ドライヤーで毛先まで完全に乾かしてから、オイルを再度ごく少量に留めて使用してください。
Q3:ストレートアイロン専用オイルとカールアイロン用オイルは何が違いますか?
A3:処方における「油分の揮発速度」と「被膜の硬度」が異なります。ストレート専用はプレートの滑りを高めて摩擦をゼロに近づけるため、サラサラとした揮発性シリコーンが主体です。一方のカール用は、熱が冷める瞬間にカール形状を固定するポリマーやホールド樹脂が多く配合されています。
Q4:アイロン前のオイルは、どれくらいの量をつければいいですか?
A4:セミロングの場合で「半プッシュから1滴」が適量です。手のひら全体から指の間まで限界まで薄く伸ばし、毛先の内側から手ぐしを通すように馴染ませます。表面にベタッと固まって付着すると熱伝導にムラが生じ、焦げ付きの原因になります。