前年比の正しい出し方と計算式|エクセルや増減率の違いを徹底解説

前年比の正しい出し方と計算式|エクセルや増減率の違いを徹底解説

前年比の正しい出し方と計算式|エクセルや増減率の違いを徹底解説の要点や背景をコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

前年比が100パーセント超えを達成しているからといって、無条件に事業が順調だと判断するのは早計です。数値を深く分析する際は、以下の外部要因と内部要因を複眼的に点検する必要があります。

・営業日数や休日の並び(カレンダー要因)
店舗ビジネスなどでは、前年同月と比較して土日祝日の日数が1日多いだけで売上が自然増することがあります。
・インフレと値上げの影響(客単価と客数の分離)
売上前年比が110%であっても、商品単価を15%引き上げた結果であれば、購入客数そのものは前年割れを起こしている可能性があります。
・市場全体の成長率との比較
自社の前年比が105%であっても、業界全体の市場規模が120%で拡大している場合、自社の市場シェアは実質的に低下しています。

前年比という一つの数値を起点に、客数・単価・営業日数・市場動向といった要素へ分解して掘り下げることこそが、実効性の高い売上分析の要となります。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。