Q1:日本国内にあるニュートンのリンゴの実は、一般人が食べることはできますか?
A1:原則として一般の来園者が食べることはできません。展示されている植物園や大学構内の植物は研究・教育用の貴重な標本として管理されており、無断で収穫したり地面に落ちた実を拾って持ち帰ったりすることは禁じられています。なお、植物園の特別観察イベント等で果実の匂いを嗅ぐ体験が実施されることはありますが、生食しても極めて酸っぱく渋いため食用には向きません。
Q2:ニュートン自身の頭の上にリンゴが直撃したというのは本当ですか?
A2:後世に作られた創作・脚色です。ニュートンの友人ウィリアム・ステュークリの手記や哲学者ヴォルテールの記述にも「庭で思索に耽っていた際、リンゴが落ちるのを観察した」とあるだけで、頭に当たったという一次史料は存在しません。ドラマ性を高めるために伝記などで誇張されたエピソードです。
Q3:なぜ1本の木から日本全国のたくさんの施設に増やすことができたのですか?
A3:「接ぎ木(つぎき)」という増殖技術を用いているためです。リンゴなどの果樹は種から育てると親と異なる性質の雑種になってしまいますが、親木の枝を切り取って別の台木に接ぐことで、元の木と全く同一のDNAを持つクローン苗を作出できます。小石川植物園のウイルスフリー株から採取された枝を用いて、全国の研究施設へと世代を超えて広がっていきました。