Q1:生理前の胃痛がつらいとき、市販のロキソニンを飲んでもいいですか?
A1:自己判断での安易な単独服用は避けるべきです。ロキソニンなどの解熱鎮痛薬(NSAIDs)は胃粘膜を保護する成分を弱める作用があるため、もともと弱っている生理前の胃痛をかえって悪化させ、薬剤性胃炎を引き起こすリスクがあります。どうしても下腹部痛などと併発して服用したい場合は、必ず食後に多めの水で服用し、胃粘膜保護成分(テプレノン等)や制酸薬を併用するか、アセトアミノフェン製剤を検討してください。
Q2:妊娠超初期の胃痛とPMSの胃痛を今すぐ見分ける方法はありますか?
A2:症状の感覚だけで即座に完全判別することは困難ですが、客観的な指標となるのは「基礎体温」です。毎朝の体温測定で高温期が16日以上続いており、生理予定日を過ぎても体温が下がらない場合は妊娠の可能性が高まります。また、PMSなら月経開始とともに胃痛がスッと引いていくのに対し、妊娠の場合は「つわり」へと移行し、吐き気や胃部不快感が継続・悪化していく点も大きな違いです。疑いがある段階では薬の服用を控え、早期妊娠検査薬の使用可能時期を待ちましょう。
Q3:低用量ピルを飲むと生理前の胃痛は治りますか?
A3:ホルモンバランスの激しい変動が原因である場合、大幅な改善が期待できます。ピルを服用することで排卵が抑制され、生理前の黄体ホルモン(プロゲステロン)の急増や、生理直前のプロスタグランジンの過剰産生がブロックされるためです。ただし、ピル服用開始初期(1〜2ヶ月目)には薬剤自体の副作用として一過性の吐き気や胃部不快感が出ることがあるため、婦人科医と相談しながら体質に合った製剤を選ぶことが大切です。