色彩検定の合否を決定づける2大関門が、色彩検定PCCSトーン表と慣用色名の出題パターンです。毎年の試験後、受験者の間で「トーンの位置関係が混乱した」「色の名前が出てこなかった」という悲鳴が上がります。
PCCS(日本色研配色体系)では、色相(Hue:24色相)とトーン(明度と彩度の複合概念:純色、明色、鈍色、暗色など全12トーン)の関係性を完全に頭の中に描けるようにしなければなりません。過去問では、以下のような形で必ず問われます。
- トーン記号と形容詞の合致:「v(ビビッド:冴えた)」「b(ブライト:明るい)」「d(ダル:鈍い)」などの記号とイメージワードの結びつけ問題。
- 配色の規則性:「ドミナントカラー配色(同色相・異トーン)」「トーンオントーン配色」「カマイユ配色」など、トーン表のどこに位置するかを問う幾何学的問題。
- 慣用色名の三属性と由来:「バーミリオン(朱色)」「茜色」「縹色(はなだいろ)」などの色名に対し、系統色名(鮮やかな黄みの赤、など)やマンセル値、染料の歴史的背景を選ばせる問題。
これらは単なるテキストの文字面を眺めているだけでは定着しません。過去問を解きながら白紙に「PCCSトーン円」と「色相環」を自力で再現するトレーニングを行うことで、本番の迷いをゼロに抑えられます。