「一度に十数個も届いて消費が追いつかない」という場合に重宝するのが、昔ながらの知恵が詰まった漬物と煮込み料理です。水分を適度に抜いて味を凝縮させることで、驚くほどかさが減り、飽きずに消費できます。
長期保存を兼ねた王道の食べ方が「ハヤトウリの味噌漬け」です。縦半分に切って種を取り、皮をむいたハヤトウリにしっかりと塩を振って一晩置き、重石をして水分をしっかり抜きます。水気を拭き取った後、味噌・みりん・酒・砂糖を合わせた漬け床にガーゼを敷いて漬け込みます。冷蔵庫で3日から1週間ほど熟成させると、べっ甲色に染まり、奥深い旨味とポリポリとした極上の歯ごたえが楽しめます。粕漬けや醤油漬けにしても絶品です。
また、洋風の大量消費法としておすすめなのが「ハヤトウリのポトフ風煮込み」や「カレーの具材」としての活用です。大きめの乱切りにしてじっくり煮込むと、シャキシャキ感から一転し、冬瓜やつる首かぼちゃのようなトロッとした滑らかな舌触りに変化します。スープの出汁を吸い込んだハヤトウリは、優しい味わいで子どもからお年寄りまで食べやすい一品になります。