恩師の急逝という深い悲しみを乗り越え、錣山部屋は新たな体制で力強い歩みを進めています。部屋の師匠には、寺尾の愛弟子であり現役時代に技能賞を何度も受賞した元小結・豊真将(立田川親方)が20代錣山を襲名して就任しました。
新師匠のもと、阿炎をはじめとする関取衆や若手力士たちは、先代が遺した「土俵では常に真っ向勝負」「人として正しく生きる」という精神を胸に稽古へ励んでいます。本場所の土俵で繰り出される阿炎の突き押しには、今も先代・寺尾の面影と魂が宿っており、そのDNAは確実に次代へと継承されています。