2008年の第1期スタートから15年以上の歴史を重ねる本作ですが、主要キャスト陣の演技は円熟の境地に達しています。主人公・夏目貴志を繊細な息遣いで演じる神谷浩史と、愛嬌あるニャンコ先生とおどろおどろしくも威厳に満ちた大妖・斑を見事に演じ分ける井上和彦のコンビネーションは、まさに唯一無二の安定感を誇ります。
さらに、名取周一役の石田彰、的場静司役の諏訪部順一、田沼要役の堀江一眞をはじめとするレギュラー陣も勢揃いし、重厚なドラマを支えました。
また、作品を彩る主題歌も大きな話題を集めました。オープニングテーマには柏木ひなたの「デュエット」が起用され、軽やかで温もりのあるメロディが物語の幕開けを優しく彩りました。一方、エンディングテーマにはウクレレプレイヤー・シンガーの近藤利樹による「パノラマ」が選ばれ、どこかノスタルジックで胸に染み入る音色が、毎話の余韻を美しく締めくくりました。