5月の誕生石はなぜ2つ?エメラルドと翡翠の違い・石言葉を徹底解説

5月の誕生石はなぜ2つ?エメラルドと翡翠の違い・石言葉を徹底解説

5月の誕生石はなぜ2つ?エメラルドと翡翠の違い・石言葉を徹底解説に関する基本知識を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。

5月の誕生石を選ぶ際、ネット上の情報だけでは見落としがちな専門的盲点が存在します。適正な価格で本物を手に入れるために、知っておくべき事実を整理します。

エメラルドの「オイル含浸」は欠陥ではない

エメラルドは地球の地殻変動という激しい条件下で結晶化するため、内部に無数の微細な亀裂(インクルージョン)を含むのが自然な姿です。そのため、流通するエメラルドの99%以上には、透明度と耐久性を補う「無色オイルや樹脂の含浸処理」が施されています。

これは国際的な宝石市場で認められた標準的な処理であり、偽物ではありません。注意すべきは、緑色に着色されたオイルを注入して色をごまかした処理石や、合成エメラルドを高額で販売する悪質なケースです。信頼できる鑑別書(GIA、中央宝石研究所など)が付帯しているかを確認することが防衛策となります。

翡翠の「本翡翠(硬玉)」と「軟玉(ネフライト)」の混同

鉱物学的に「翡翠」と呼ばれるものには、硬玉(ジェダイト)と軟玉(ネフライト)の2種類が存在します。中国の歴史的工芸品に多く使われてきたのはネフライトですが、現在日本ジュエリー協会で正式な誕生石・宝石として扱われるのは本翡翠(ジェダイト)です。

海外の安価なお土産品やフリマアプリでは、ネフライトやアベンチュリン(砂金石)が「本翡翠」と偽って販売されているケースが散見されます。鑑別書において「天然ジェダイト(鉱物名:天然ヒスイ輝石)」と明記されているかどうかが、決定的な見分け方です。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。