初期のスタートアップにおいて、この問題は死活問題となる。技術担当、マーケティング担当、資金調達担当など、複数の共同創業者が同等の権限を持ってスタートするケースは多い。しかし、事業が急成長し、重要なピボット(方向転換)を迫られたとき、意見の対立が組織を麻痺させる。
「全員が納得するまで話し合う」という美学は、スピードが命のスタートアップにおいては致命傷になりかねない。成功しているチームは、早い段階で「誰がどの領域の最終決定権を持つか」を明確にルール化している。友情や信頼関係だけに頼る経営は、成長の足かせになるのだ。