妊娠中のヨーグルトで発達障害に?ネットの噂の真相と医学的根拠を解説

妊娠中のヨーグルトで発達障害に?ネットの噂の真相と医学的根拠を解説

妊娠中のヨーグルトで発達障害に?ネットの噂の真相と医学的根拠を解説の背景について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

妊娠中の乳製品選びで最も警戒されるのが、食中毒を引き起こす「リステリア菌(Listeria monocytogenes)」の存在です。妊婦がリステリア菌に感染すると、胎盤を通じて胎児に感染し、流産や死産、新生児の重篤な感染症を引き起こす恐れがあります。

ネット上の情報で「乳製品全般が危険」と混同されがちですが、ヨーグルトと非加熱のナチュラルチーズでは安全性の基準が根本から異なります。

日本の乳等省令に基づき、国内で製造・販売されている市販ヨーグルトは、製造工程において徹底した加熱殺菌処理(63℃で30分間、または同等以上の加熱)が法的に義務付けられています。したがって、国内の大手メーカーが流通させているヨーグルトからリステリア菌に感染するリスクは極めて低く、安心して摂取できます。

一方、海外からの輸入品などで見られる「未殺菌乳を使用したナチュラルチーズ(カマンベール、ブリー、ブルーチーズなど)」は加熱されていないため避ける必要があります。ヨーグルトに関しては、国内メーカーの正規流通品を選んでいる限り、リステリア菌の心配は不要です。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。