緊張感が支配する『GANTZ』の撮影現場でしたが、カメラが回っていない場面では主役の二宮和也と本郷奏多の絶妙な関係性がスタッフの間で知られていました。インドア派でゲーム好きという共通項を持つ二人。当時、二宮が「本郷くんは本当に原作への愛が深くて、現場での居方が完璧」と賞賛していたように、互いにリスペクトを交わす良好な間柄でした。この共演を機に生まれた絆は、後に放送された日本テレビ系連続ドラマ『弱くても勝てます〜青志先生と廃校寸前の弱小野球部の奇跡〜』などでの再共演へと続いていきます。
前編の田中星人戦において、過酷な激闘の末に命を落とした西丈一郎。しかし、その突出した人気とキャラクターの重要性から、完結編である『GANTZ PERFECT ANSWER』でも強烈な再登場を果たしました。
後編では映画オリジナルのストーリーへと舵を切る中、100点メニューの行方を巡って再びガンツ部屋へ招集される西。死線を潜り抜けてなお変わらない冷笑的なスタンスと、現実の日常へ戻ることへの歪んだ渇望が交錯する演技は、オリジナルシナリオに深みを与える重要なスパイスとなりました。