SNS上で偽画像が拡散された際、ファンや一般ユーザーコミュニティはどのような反応を示しているのでしょうか。Xやオンライン掲示板の投稿データを分析すると、リテラシーの定着とともにファンの自浄作用が強く働いていることが分かります。
初期の拡散段階では「これ本当に本人?」「写真集にこんなカットあったっけ?」といった真偽を疑う投稿が一部見られたものの、瞬く間に熱心なファン層から「元の公式画像はこちらです」「AI加工による明らかなデマ」という比較検証ポストが多数投稿されました。コミュニティノート(Xの誤情報防止機能)によるファクトチェックが付与されるケースも増加しており、デマの寿命自体は短縮化する傾向にあります。
一方で、偽画像を投稿し続けるアカウント側の動機は極めて明瞭です。その背景には、インプレッション数やリツイート数を稼ぐことでアフィリエイト収益や悪質サイトへの誘導を狙う「アテンション・エコノミー(関心経済)の弊害」が存在します。橋本環奈さんという圧倒的なトラフィックを生むアイコンを利用し、倫理を無視してPVを稼ごうとするデジタルスパムの手口が温床となっているのです。