1984年に神戸大学を卒業した高市氏は、民間企業への就職ではなく、パナソニック創業者・松下幸之助氏が立ち上げた公益財団法人 松下政経塾の門を叩きます(第5期生)。
松下政経塾では「自修自得」の理念のもと、国家百年の計を描く政策研究や人間学の研鑽に励みました。入塾から3年後の1987年、高市氏は活動の一環として渡米。アメリカ合衆国連邦議会において、コングレッショナル・フェロー(Congressional Fellow)としての研修機会を獲得します。
民主党の重鎮であったパトリシア・シュローダー下院議員の事務所で見習い研究員として勤務し、米国立法府における政策立案プロセス、ロビー活動の実務、日米貿易摩擦の最前線を肌で体感しました。この米国議会での実務体験が、彼女の外交・安全保障観を決定づける契機となります。