フルマラソン最速記録の限界へ!サブ2達成の真相とシューズ革新

フルマラソン最速記録の限界へ!サブ2達成の真相とシューズ革新

フルマラソン最速記録の限界へ!サブ2達成の真相とシューズ革新を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。

マラソンの歴史を振り返ると、記録短縮のペースは2010年代後半から異常なほどの急カーブを描いています。かつて1980年代から1990年代にかけては、数秒から数十秒の更新に何年も費やされていましたが、マラソン世界記録推移のデータを見ると、ここ10年足らずで約3分ものタイムが削り取られました。

現在、公認レースにおける男子マラソン最速タイムとして君臨するのは、2026年シカゴマラソンで故ケルビン・キプタムが樹立した2時間0分35秒です。キプタムは驚異的な後半の加速(ネガティブスプリット)を武器に、それまで「マラソン界の絶対王者」と称されたエリウド・キプチョゲの記録(2時間1分09秒)を一気に34秒も更新しました。

2時間0分35秒というタイムは、1kmあたりに換算すると約2分51秒5。一般ランナーが全速力でダッシュするようなスピードを、42.195kmにわたって維持し続ける計算になります。まさに異次元の領域に足を踏み入れたフルマラソン世界記録は、公認レースでのサブ2達成を現実味のある目標へと変貌させました。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。