四季折々の美しい景観も、多摩川台公園が多くの来園者を惹きつける大きな理由です。春の訪れとともに園内を彩るのが、ソメイヨシノやヤマザクラなど約300本の桜です。例年の開花状況は3月下旬から4月上旬に見頃を迎え、起伏に富んだ丘陵地全体が淡い桜色に染まります。園路の桜並木をくぐり抜ける散策は格別の風情があります。
桜の季節が過ぎ、初夏を迎えると主役はあじさいへと移ります。園内の「あじさい園」には、セイヨウアジサイ、ガクアジサイ、タマアジサイなど7種類・約3,000株が植栽されており、例年6月上旬から6月下旬にかけて最盛期を迎えます。斜面を埋め尽くす青や紫、ピンクのグラデーションは圧巻の美しさで、都内でも有数のあじさい観賞スポットとしてメディアでも度々紹介されています。
また、多摩川台公園を訪れたら外せないのが園内に複数設けられた展望台からの眺望です。眼下にはゆったりと流れる多摩川と東横線の鉄橋が広がり、行き交う電車と川面のコントラストを楽しめます。空気が澄んだ晴天の日には、遠方に雄大な富士山のシルエットをくっきりと捉えることができ、夕景に染まる富士の絶景は多くの写真愛好家を魅了しています。