日本の披露宴では出席者全員に引き出物が渡されますが、台湾には「喜餅(シービン)」と呼ばれる引き出物文化があります。喜餅とは、新婦側が用意する伝統的な大判の中華菓子(漢餅)や、有名パティスリーのクッキー詰め合わせ(西式喜餅)のことです。
ここで知っておくべき決定的な違いは、喜餅は原則として「新婦側のゲスト(主に女性)」にのみ配られるという点です。新郎側の招待客として出席した男性ゲストには配られないのが通常ルールであるため、「自分だけお土産をもらえなかった」と誤解しないよう注意してください。
なお、台湾で結婚式を挙げる場合の総費用相場は、招待規模150〜250名程度でおよそ50万〜120万台湾元(日本円で約250万〜600万円)がボリュームゾーンです。料理の質(桌菜と呼ばれるテーブル単位のコース料理)を重視する文化があるため、飲食代の比率が高く設定される傾向にあります。