インターネット上で「eスポーツ専門学校の闇」が叫ばれる最大の要因は、入学前の華やかなイメージと卒業時の冷酷な現実との間に生じる巨大なギャップにあります。学校のパンフレットにはプロチームへの加入実績や豪華なゲーミングブースが並びますが、実際に入学してみると「自習と称してひたすらゲームのランクマッチを回すだけだった」「講師の指導レベルが期待外れだった」と後悔を口にする生徒が少なくありません。
さらに深刻なのが出口戦略の問題です。多くの学校が公式WEBサイトで「就職率90%以上」といった高い数値をアピールしていますが、その内訳を精査するとeスポーツ業界とは無関係な一般企業の販売職・事務職、あるいは契約社員やアルバイトが含まれている事例が散見されます。業界自体の採用枠が極めて限られているため、ゲームのプレイスキルだけを磨いてきた学生は一般企業の就活でアピール材料を欠き、「就職できない」という悲痛な声につながっています。