どぶろくとは?日本酒との違い・禁止の歴史から美味な飲み方まで徹底解説

どぶろくとは?日本酒との違い・禁止の歴史から美味な飲み方まで徹底解説

どぶろくとは?日本酒との違い・禁止の歴史から美味な飲み方まで徹底解説とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

「見た目が白い酒」という共通点から混同されがちなどぶろく、日本酒、にごり酒、そして韓国発祥のマッコリ。これらの決定的な違いは、「製造工程における濾(こ)す作業の有無」と「酒税法上の品目分類」にあります。

項目どぶろく日本酒(清酒)にごり酒マッコリ酒税法上の分類その他の醸造酒清酒清酒(一部リキュール等)その他の醸造酒 / リキュール濾(こ)す工程なし(一切濾さない)あり(完全に濾す)あり(粗い布や網で濾す)あり(布などで軽く濾す)主原料米、米麹、水米、米麹、水(醸造アルコール)米、米麹、水米、小麦、麦芽、甘味料等アルコール度数約12〜17度約15〜16度約14〜17度約6〜8度味わい・テクスチャドロッと濃厚、米粒の食感、力強い酸味澄んだ液体、淡麗〜芳醇な旨味サラリとした濁り、なめらかな舌触り軽快な甘酸っぱさ、低アルコールの飲みやすさ

酒税法第3条において、清酒(日本酒)の定義には「米、米こうじ及び水を原料として発酵させて、こしたもの」と明記されています。どれほど同じ原料を用いて仕込んでも、目の粗いザルや布を通すなどして「こす」工程が入れば「にごり酒(清酒)」となり、全く濾さずに米粒を残したまま提供すれば「どぶろく(その他の醸造酒)」となるのです。

また、韓国のマッコリは醸造過程で乳酸菌発酵を強く促し、アルコール度数を6%前後に抑えてライトに仕上げる設計が多く見られます。対照的に、どぶろくは一般的な日本酒と同等の12〜17度前後のしっかりとしたアルコール度数を持ち、米本来の糖分と酵母が生み出す重厚なボディ感が特徴です。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。