日本の男性平均寿命は何歳?女性より短い真相と健康寿命の格差

日本の男性平均寿命は何歳?女性より短い真相と健康寿命の格差

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平均寿命の長さに目を奪われていると、重大な落とし穴を見落とすことになります。人生において本当に価値があるのは、病床でチューブにつながれて過ごす時間ではなく、自立して元気に活動できる「健康寿命」の長さです。

厚生労働省の公表データによると、男性の健康寿命は72.68歳。つまり、平均寿命(81.09歳)から健康寿命を差し引いた8.41年間は、何らかの介護や介助、自立困難な身体的制限を抱えて生きる期間であることを意味しています。定年退職を迎えてからわずか数年で体の自由が利かなくなり、配偶者や子、介護サービスに全面依存せざるを得ない男性が膨大な数に上っています。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価男性の平均寿命81.09歳(最新生命表)先進国平均:約79.5歳世界トップクラスの水準だが女性より約6歳短い男性の健康寿命72.68歳健康寿命延伸目標:73歳超リタイア後の活動可能年数は予想以上に短い現実日常生活の制限期間(差)約8.41年女性は約12年(女性の方が長い)期間は女性より短いが、男性は急激な自立喪失に陥りやすい男性65歳平均余命19.60年(到達実質84.60歳)OECD主要国:18〜19年65歳まで生存した者は平均寿命を超えて85歳近くまで生きる未婚男性の死亡中央値約67.2歳(人口動態分析)有配偶男性:約81.6歳社会学・公衆衛生分野で最も深刻視される孤立死リスク

ここで着目すべきは、「男性65歳平均余命」の数値です。現在65歳の日本人男性は、平均してあと19.60年生きられます。つまり、定年まで無事に生き延びた男性の実質的な平均到達年齢は約84.6歳に達します。「平均寿命が81歳だから自分も80歳前後で死ぬ」と考えるのは確率統計上の誤認であり、現実は80代半ばまで生きる人が半数を占めます。問題は、その後半期に8年を超える介護生活が待ち構えているという点です。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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