「温泉水を飲めば飲むほど健康になる」という考えは極めて危険な誤解です。伊香保の飲泉所における1回の適正飲用量は100ml〜150ml程度(紙コップ1杯弱)であり、1日の上限も200ml程度とされています。
過剰に飲用した場合、高濃度のマグネシウムや硫酸塩によって急激な下痢や消化不良といった副作用を引き起こす可能性があります。また、以下の疾患や健康状態にある方は飲用を控える(禁忌症)必要があります。
- 胃・十二指腸潰瘍の急性期(胃粘膜への刺激が強すぎるため)
- 重度の腎不全や高血圧症(ナトリウム等のミネラル過剰摂取のリスク)
- ヘモクロマトーシス等の鉄過剰症
- 甲状腺機能亢進症
持病がある方や妊娠中の方は、自己判断で大量に摂取せず、旅の記念として唇を湿らす程度にとどめるなど慎重な判断が求められます。