なぜ熱狂?80年代ヤンキーファッション&伝説ブランドの真相を徹底解説

なぜ熱狂?80年代ヤンキーファッション&伝説ブランドの真相を徹底解説

なぜ熱狂?80年代ヤンキーファッション&伝説ブランドの真相を徹底解説についての疑問解決ガイドをご紹介します。

80年代ヤンキーファッションの根幹をなすのが、標準学生服を極端にデフォルメした変形学生服です。着丈を極端に短く詰めた「短ラン(着丈40〜50cm前後)」や、逆に膝下まで伸ばした「長ラン」「洋ラン」、太もも部分(ワタリ)を極端に太くし裾を絞った「ボンタン」、裾までズドンと太い「ドカン」など、多彩なバリエーションが生まれました。

この美学を全国の青少年に決定づけたのが、1983年に連載開始され、1985年から東映で実写映画化された『ビー・バップ・ハイスクール』の衣装表現でした。仲村トオル演じる中間徹の「短ラン・中ボン(適度な太さのボンタン)」と、清水宏次朗演じる加藤浩志の「長ラン・ドカン」の対比は、不良少年のスタイリングの教科書となり、全国の変形制服専門店(ジョニーケイ、ベンクーガー、トップガン等)に注文が殺到する社会現象となりました。

一方、集団行動の頂点に位置した暴走族の「特攻服」は、もともと旧日本軍の軍装や工場の作業服・つなぎが起源とされています。これが80年代に入ると、背中に所属チーム名や「天上天下唯我独尊」「喧嘩上等」といった極太の漢字刺繍を施す儀礼服へと昇華。警察の取り締まりに対する威嚇であると同時に、集団内の忠誠心と階級を示す強烈なユニフォームとして機能しました。

山田 真由
著者

山田 真由

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