鬼束ちひろ『いい日旅立ち・西へ』なぜ誕生?原曲との違いと制作秘話

鬼束ちひろ『いい日旅立ち・西へ』なぜ誕生?原曲との違いと制作秘話

鬼束ちひろ『いい日旅立ち・西へ』なぜ誕生?原曲との違いと制作秘話に関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

インターネット上の言説やSNSの投稿において、本作はしばしば「山口百恵の原曲を鬼束ちひろがカバーした楽曲」と単純化されて語られがちです。しかし、この認識には決定的な事実誤認が含まれています。

本作は既存曲の歌い直しではなく、原作者である谷村新司自身が歌詞を書き改め、JR西日本のタイアップに合わせて制作された「正統な公式リメイク・アンサーソング」です。タイトルに「・西へ」と付けられているのも、独立したひとつの作品であることを明確に示す証拠といえます。

また、新幹線チャイムに関する誤解も見受けられます。JR西日本管内の山陽新幹線(新大阪〜博多間)や北陸新幹線の一部区間において、長年にわたり車内チャイム(入線・案内放送前のメロディ)として使用されたのは、まさにこの『いい日旅立ち・西へ』のメロディです(※JR東海保有車両の『AMBITIOUS JAPAN!』や後継チャイムとの対比として有名)。列車旅の情緒を決定づける音響装置として、乗客の記憶に深く刻み込まれていきました。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。