「Abcの海岸で」歌詞の元ネタと衝撃の続き|全国に広まった謎を追う

「Abcの海岸で」歌詞の元ネタと衝撃の続き|全国に広まった謎を追う

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「ABCの海岸で」が持つ最大の魅力は、地域ごとの衝撃的なバリエーションにあります。北は北海道から南は沖縄まで、驚くほど多彩な歌詞の改変が行われていました。

項目・地域区分歌詞の代表的バリエーション挟まれる部位・登場アイテム編集部の民俗学的分析東日本(関東・東北)「赤チン塗っても治らない、黒チン塗ったら毛が生えた」急所(下ネタ型)、赤チン・黒チン昭和の下町文化と消毒薬文化(赤チン)が直接反映された王道スタイル。西日本(関西・中四国)「カニに挟まれ痛いな、病院行ったらタコがいた」足の指、お尻、タコ・イカオチを重視する関西気質から、海の生物が次々登場する掛け合い型へ進化。女子コミュニティ型「カニに小指を挟まれた、ママに言ったら怒られた」指、お鼻、絆創膏露骨な下ネタを排除し、純粋な手遊び・ゴム跳び用リズム歌として浄化された形態。発展・拡張型(全国散発)「パトカー呼んだら泥棒だ、火事だ消防車ウーウー」緊急車両(救急車・パトカー・消防車)子どもが大好きな緊急車両を数え上げる持久力勝負のゲームへ発展。

表から分かるように、ABCの海岸で カニという根幹の設定は共通しつつも、周囲の環境や遊ぶグループの属性によって自在にチューニングされていました。これこそが口承文化ならではの柔軟な生命力を物語っています。

山田 真由
著者

山田 真由

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