ネット上の口コミやSNSで散見されるのが、「からあげ本舗は油っこいのではないか」「カロリーが爆発して健康に悪影響ではないか」という懸念だ。現場の調理プロセスと栄養成分の分析から、その真偽を冷静に検証する。
まずカロリーの実態についてである。唐揚げの主原料は鶏モモ肉であり、大ぶり(約50〜60g)にカットされている。唐揚げ本舗のカロリーは、揚げ調理後の数値として唐揚げ1個あたり約130〜155kcalと推計される。
これをもとに「醤油からあげ弁当(4個入り)」を注文した場合の総カロリーを計算すると、選択するご飯の量によって以下のように劇的な差が生まれる。
- からあげ4個(約560kcal)+ 並盛りご飯200g(約310kcal)= 約900kcal(キャベツ・漬物含む)
- からあげ4個(約560kcal)+ メガ盛りご飯500g(約780kcal)= 約1,370kcal超
つまり、「弁当が高カロリーすぎる」というネットの評判は、「メガ盛り(500g)を完食した場合」の数値が独り歩きした結果である。一般的な並盛りや3個入り弁当を選択すれば、一般的な外食定食(800〜900kcal前後)の標準値内に収まる。
また「油っこさ」に関する誤解だが、同店では特注のフライヤーを用い、油切れの良い片栗粉ベースのブレンド粉で一気に揚げる「二段揚げに近い高精度温度管理」を採用している。そのため、持ち帰り後30分程度経過しても衣がベチャつきにくく、余分な油が落ちる設計になっている。トースターで1〜2分軽く温め直すことで、余分な水分が飛び、店頭のザクザク感が完全に蘇る。