ネット上のコミュニティやSNS、知恵袋の投稿を調査すると、電池チェッカーに関するトラブルの多くは「測定器の故障」ではなく「仕様とユーザーの認識ギャップ」に起因していることが分かる。
「100均のチェッカーで測ったら新品の充電池なのに『使えない』側に針が倒れた。不良品ではないか」という声が多数寄せられている。これは、一般的なアルカリ乾電池の公称電圧が1.5Vであるのに対し、ニッケル水素電池(エネループなど)の公称電圧が1.2Vであることに起因する。1.5V基準で設計された簡易テスターに1.2Vの電池をセットすれば、満充電であっても針は「要交換(赤エリア)」や「残量少(黄エリア)」を指してしまう。
また、ボタン電池 残量測定における接触不良も多発している。薄型のコイン電池(CR2032など)や極小のアルカリボタン電池(LR44)は、電極のプラス面とマイナス面の位置関係が特殊だ。スライダーの金属端子を無理に押し当てるとショートを起こし、測定の瞬間に電池の寿命を急激に縮めてしまう事故も報告されている。アナログ デジタル 電池チェッカー 違いを理解しないまま無理な計測を行うと、かえってトラブルを招く結果となる。