Wi-FiのAとGの違いとは?速度と障害物の決定的な差を徹底解説

Wi-FiのAとGの違いとは?速度と障害物の決定的な差を徹底解説

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SNSやネット掲示板、Q&Aサイトには「オンライン会議中に突然声がロボットのようになる」「オンラインゲームで急激なラグが発生して切断される」といった悲鳴が日常的に投稿されています。こうしたトラブルの現場検証を行うと、原因の8割以上が「知らず知らずのうちにG(2.4GHz)に接続していたこと」に起因しています。

最大の要因は、家庭内で猛威を振るう電子レンジの電波干渉です。電子レンジは、食品に含まれる水分子を振動させて加熱するために約2.45GHzの強力な電波を照射しています。本体には電波漏洩を防ぐシールドが施されているものの、微量に漏れ出た強力なノイズが、同じ周波数帯を使うWi-Fiの「G」の通信を直撃します。実際に測定器で電波環境を可視化すると、電子レンジ稼働中の2.4GHz帯はパケットロス(データの紛失)が50%以上に跳ね上がり、実効速度が数Kbpsまで急落することが確認できます。

さらに、ワイヤレスイヤホンやマウスで使われるBluetooth、コードレス電話機、集合住宅の隣人が飛ばしている2.4GHzのWi-Fi電波もすべて同じ帯域で密集しています。電波干渉を受けない「A(5GHz)」に接続していれば、電子レンジをどれだけ使おうと通信速度が落ちることは物理的にあり得ません。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。