給水の出が悪くなった際、最も劇的な改善効果を発揮するのが「給水接続口フィルターの清掃」です。縦型洗濯機はもちろん、ドラム式洗濯機でも構造は基本的に共通しています。ただし、手順を誤ると給水ホースを外した瞬間に水が噴き出すため、以下のステップを厳守してください。
ステップ1:水圧抜き(ホース内の残水圧を除去)
いきなりホースを外してはいけません。以下の手順で配管内の内圧を抜きます。
- 蛇口を完全に閉める。
- 洗濯機の電源を入れ、「スタート」ボタンを押して給水運転を開始する。
- 給水弁が開き、ホース内の圧力が洗濯槽内へ逃げる(約10〜15秒待機)。
- 電源を「切」にする。
ステップ2:給水ホースの取り外し
本体上部にある給水ホースの接続ナット(プラスチックのネジ部)を反時計回りに回して外します。このとき、内部からわずかに水滴が垂れるため、タオルや雑巾を接続部の下に敷いておくと安全です。
ステップ3:フィルターのゴミ除去と目詰まり洗浄
給水接続口の奥を覗き込むと、網目状の「給水フィルター」が装着されています。メーカーによってはラジオペンチやピンセットで引き抜ける構造になっています(無理に引っ張ると破損するため、取扱説明書を確認してください)。
使い古した歯ブラシに水を含ませ、メッシュに詰まった赤サビや水アカ、カルキの結晶を優しく擦り落とします。汚れが頑固な場合は、薄めたクエン酸水を少量吹きかけて数分置き、ブラシで洗い流すと新品同様の通水性が復活します。