RX-0の代名詞ともいえるのが、白銀の一本角が特徴的な「ユニコーンモード」から、真紅のサイコフレームを露出させる「デストロイモード」への変身です。このデストロイモード変身仕組みは、機体に組み込まれた特殊OS「NT-D(Newtype Destroyer system)」の発動に起因します。敵の新人類(ニュータイプ)の放つ感応波を感知すると、装甲がスライド展開して内部フレームが拡張し、機体全高が19.7mから21.7mへと伸長します。
デストロイモード発動時の機動性はパイロットにかかるG(加速度)が致死レベルに達するため、システムの連続稼働限界は約5分と設定されていました。しかし物語が進むにつれ、バナージが自らの強い意志でシステムを統制(Newtype Driveへ昇華)させたことで、サイコフレームの発光色は敵意の「赤」から調和の「緑」へと変化を遂げました。
決戦仕様であるフルアーマーユニコーンガンダム武装一覧を整理すると、その圧倒的な物量と推進力設計が浮き彫りになります:
- ビーム・ガトリングガン:計6門(左右腕部シールド裏および背部に配置)
- ハイパー・バズーカ:2門(グレネード・ランチャー、ハンド・グレネード、3連装ミサイル・ポッドを増設)
- シールド:3基(それぞれにIフィールド・ジェネレーターとビーム・ガトリングガンを内蔵し、後にサイコ・フィールド展開の遠隔端末として機能)
- 大型ブースター・スラスター:2基(ベース・ジャバーの推進部を流用した超長距離航続用ブースター)
- ハイパー・ビーム・ジャベリン / ビーム・サーベル:近接戦闘における強力な斬撃・刺突武装
これら膨大な実弾・光学兵器を積載しながらも、サイコフレームの共振によって機体バランスを崩すことなく自在に運用された点は、まさに技術と意志の結晶といえます。