情報収集を行う中で、ネット上の極端な意見によって生じがちな誤解を客観的に解きほぐします。
誤解1:「無痛分娩なら陣痛の痛みを一切感じずに終わる」
「無痛」という呼称から完全な無痛覚を期待する人がいますが、現代の産科麻酔は「和痛(痛みをコントロールして体力を残す)」を目的としています。過度な麻酔は陣痛を弱め、分娩停止や吸引分娩のリスクを高めるため、子宮の収縮やいきむ感覚は適度に残されます。痛みがゼロになる魔法ではなく、痛みをコントロール可能なレベルに抑える医療介入であると認識しておく必要があります。
誤解2:「特定の宗教信者でなければ受診できない」
キリスト教主義の病院ですが、宗教や信仰に関わらず誰もが等しく受診可能です。礼拝への参加や改宗を求められることは一切ありません。院内の静謐な雰囲気や職員の献身的な態度は、創設理念である「医療奉仕を通じた愛の実践」に根ざしたものであり、宗教色を敬遠する必要はありません。