どれほど上質な十割蕎麦を選んでいたとしても、食べ合わせと調味料の選択を誤ればダイエット効果は水泡に帰します。減量に失敗する人の大半がハマっているのが、めんつゆの隠れ糖質と揚げ物の脂質爆弾です。
市販のストレートつゆや濃縮還元つゆには、醤油の塩味をまろやかに整えるため、大量のみりん、砂糖、果糖ぶどう糖液糖が添加されています。ざる蕎麦のつゆを一滴残らず飲み干したり、温かいかけ蕎麦の汁を最後まで完飲した場合、それだけで角砂糖3〜4個分相当の糖質を余分に摂取することになります。塩分過多によるむくみも重なり、翌朝の体重増加に直結します。
さらに深刻なのがトッピングの選択です。蕎麦屋の定番である「かき揚げ」は、表面積が広いため揚げ油をスポンジのように吸い込み、1個で約300〜400kcal・脂質25g以上に達します。ざる蕎麦(約270kcal)に野菜かき揚げをプラスした瞬間、総摂取エネルギーは一気に700kcal近くまで膨れ上がり、ラーメン1杯を食べるのと変わらないカロリー密度の食事に変貌してしまいます。