自宅に庭や広いベランダがないマンション住まいの場合や、洗浄にかける時間を短縮したい場合は、商業施設や洗車インフラの活用が賢明です。
洗車場の高圧洗浄機を活用するテクニック
洗車場高圧洗浄機フロアマットの洗浄は、短時間で驚くべき砂出し効果を生み出します。洗車場のマット洗浄用フック(壁面に設置されたクリップ)にマットを吊り下げ、高圧ノズルを約30〜40cm離した位置から吹き付けます。近距離から直角に当てると水圧で繊維がほつれたり破断したりするため、斜め45度の角度から毛並みに沿って洗い流すのがプロの所作です。上部から下部へと汚れを追い出すように噴射することで、数年分の泥砂が一瞬で排出されます。
コイン洗車機・GSのマット洗浄機の使い方と限界
ガソリンスタンドや大型洗車場に設置されているローラー式のマット洗浄機は、日常のクイックメンテナンスに重宝します。一般的なガソリンスタンドマットクリーナー料金は、1回100円〜200円(洗車コース利用者は無料開放されている場合もあり)で、4〜5枚のマットを約2〜3分で洗浄可能です。
コイン洗車機マット洗浄機使い方における鉄則は、マットの挿入方向です。ほとんどの機器では「毛足のある表面を下向き」にして挿入する設計になっています。回転ブラシが下から掻き上げ、上部から水が噴射される構造になっているため、裏表を逆にすると洗浄効果が得られないばかりか、機械に巻き込まれてマットが破損する危険があります。また、TPEやゴム製のマット、規定以上の厚みがある超高級車のディープパイルマットは詰まりの原因となるため、機械への投入は固く禁じられています。
ここで認識すべき最大の盲点は、機械の「乾燥」「脱水」モードは決して完全乾燥ではないという点です。ローラーで絞られた直後のマットは、手で触れると一見水気が切れているように感じられますが、内部には20〜30%以上の水分が残存しています。そのまま車内に敷いて帰路につけば、数日以内に高確率で悪臭が発生します。