検索エンジンで本作を調べると、サジェストに「打ち切り」という穏やかでないワードが浮上することがあります。しかし、リイド社の出版発表や編集部の公式アナウンスを精査したところ、連載打ち切りの事実は一切存在しません。
火のない所に煙が立った理由は主に三つあります。第一に、2022年末にテレビ東京系で放送された実写ドラマが全8話で綺麗に最終回を迎えた際、「ドラマ終了=原作も終了したのか」と勘違いしたライト層の検索行動が急増したこと。第二に、掲載媒体であるWebマガジン「トーチweb」において、作者の松虫あられ氏が徹底した現地取材やネーム推敲のために定期的な休載・充電期間を挟みながら月1〜隔月ペースでじっくり執筆していることです。
週刊連載のような過密スケジュールではなく、作品の質を維持するための丁寧な制作体制が敷かれているため、単行本の刊行ペースは概ね1年前後のスパンとなっています。既刊の続巻となる最新刊の発売スケジュールに関しても、公式SNSおよびリイド社からのアナウンス通り順調に進行しており、電子書籍ストア各社における売上ランキングでも青年・女性コミック部門で上位を維持しています。「休載=打ち切り」というネット特有の早合点が生んだ風評被害と言えます。