メジャーリーグでの成功を経て、2004年に北海道日本ハムファイターズへ移籍。日本中を巻き込むフィーバーを巻き起こし、2006年の日本一奪還をもって華々しく現役を引退した新庄氏。誰もが二人の穏やかな第二の人生を予想していた矢先の2007年12月、突然の離婚が発表されました。
事態の急変は、新庄氏がCM撮影のために訪れたインドネシア・バリ島での出来事でした。現地の開放的な空気とスピリチュアルな雰囲気に心を奪われた新庄氏は、帰国することなく現地への移住を突如決意。そして、日本に残っていた大河内さんの元へ、1通のメールが届きます。そこには「今日から俺も自分を探したい。志保も自分の人生を生きてほしい」という趣旨の、一方的な別れのメッセージが記されていました。
突如として梯子を外された形の大河内さんでしたが、新庄氏の常識にとらわれない天衣無縫な気質を誰よりも理解していた彼女は、激しい怒りや泥沼の争いを選ぶことはありませんでした。テレビのバラエティ特番『しくじり先生 俺みたいになるな!!』などに出演した際、大河内さんは当時の心境を「最初は耳を疑ったけれど、彼を縛り付けることは誰にもできないと悟った」と振り返っています。夫の自由を尊重し、あえて引き止めずに身を引くという、極めて稀有な合意離婚だったのです。