死亡事故という極端な風評は否定されたものの、年間数十万人以上が訪れるメガリゾートにおいて、過去にアクシデントが一切皆無だったわけではありません。ジャンボ海水プールのニュースや経緯を長期スパンで追うと、利用者の行動や自然環境に起因するリアルなトラブルが見えてきます。
特に注視すべきは、ジャンボ海水プールのスライダーで事故寸前となる接触トラブルや、着水時の負傷です。同施設には「フリーフォールスライダー」「ブーメランツイスト」「メガアビス」など、日本初・世界最大級を謳う絶叫系ウォータースライダーが多数集結しています。こうした高低差・高速系アトラクションでは、以下のような軽微な受傷報告が医療関係者や救護室に寄せられてきた経緯があります。
- スライダー着水時の衝撃による打撲・捻挫:着水面への飛び込み姿勢が崩れたことによる鼻腔への浸水、首・腰への衝撃。
- レーン内での摩擦・接触:推奨される滑走姿勢を守らなかったことによる肘・背中の摩擦熱傷(すりむき)。
- コースアウト防止センサーの誤作動や緊急停止:前の利用者が滑走レーンから脱出する前に次が滑り出すのを防ぐ制御装置が作動し、一時的な運行停止が発生したケース。
また、ナガシマの流れるプールで事故一歩手前となる事案としては、浮き輪から滑落した幼児の一時的な溺水(できすい)や、混雑時の接触が挙げられます。さらに、水深が浅いエリアでの悪ふざけに起因するジャンボ海水プールでの飛び込み事故を防ぐため、運営側は古くから「プールサイド全域での飛び込み全面禁止」を掲げ、拡声器による注意喚起を継続してきました。