種市篤暉投手の最大の武器は、打者の手元で浮き上がるような最速155キロ超の力強いストレートと、ホームベース直前で視界から消えるように沈むフォークボールのコンビネーションです。この2つの球種を同じリリースポイントから繰り出すことで、打者に球種の判別を許さず空振りを量産します。
セイバーメトリクスの指標においても、その実力は際立っています。1試合(9イニング)あたりに奪う三振数を示す奪三振率(K/9)は常に9.0〜10.0以上のハイアベレージを叩き出しており、パ・リーグの奪三振王争いの常連となっています。追い込んでからのフォークの精度はもちろん、カウント球として使えるスライダーの切れ味も増しており、ピンチの場面でも三振で切り抜けられる絶対的な制球力が現在の好成績を支えています。