ネット上や実話誌界隈で定期的に浮上する「宅見組はすでに解散したのではないか」という噂ですが、2026年現在において正式な解散届が警察当局へ提出されたという公の事実は確認されていません。しかし、警察庁が公表する暴力団情勢の統計や捜査関係者の動向分析によると、実態としての組織力はかつての面影を完全に失っています。
現在の宅見組は、六代目山口組にも神戸山口組にも属さない「一本」の独立勢力という立場をとっています。しかし、長引く山口組分裂抗争の過程で多数の傘下組織が離脱、引退、あるいは他団体へ移籍しました。最盛期には直参・傘下を合わせて数千人規模を誇った陣容は、現在では首脳部周辺のわずかな構成員を残すのみとなっており、実質的な稼働人員は数十人規模にまで落ち込んでいるとみられています。
組長である入江禎自身の高齢化(1944年生まれ、80代)も組織運営に直結しています。公の場に姿を現す機会は激減し、法要や限定的な会合を除いて目立った示威活動は行われていません。警察当局は依然として指定暴力団関連勢力として警戒監視を続けているものの、組織としての新規組員獲得は完全にストップしており、自然消滅に向けたカウントダウンに入っているというのが実情です。