保土ヶ谷バイパスが動かなくなる最大の理由は、1日あたり約16万台に達する圧倒的な交通需要に対し、道路の流出入キャパシティが限界を突破している点にあります。東名高速道路(横浜町田IC)、首都高速神奈川線、横浜新道、国道16号本線といった関東屈指の大動脈同士を無料で結ぶ連絡路として機能しているため、広域を移動する大型トラックから地域のマイカーまでが極度に集中します。
もうひとつの決定的な要因が「サグ部(下り坂から上り坂に差し掛かる凹部)」による自然減速です。特に下川井ICから上川井IC付近や新桜ヶ丘IC周辺には緩やかな勾配変化が存在し、ドライバーが無意識にアクセルを緩めることで後続車にブレーキの連鎖反応が生じます。これが交通密度の限界と重なることで、何の前触れもなく急激な自然渋滞が発生する構造ができあがっています。