この異色のOPテーマを生み出したのは、小西香葉と近藤由紀夫による音楽ユニット、MOKA☆である。当時のアニメ業界において、商業的なポップソングではなく全編ラテン語の聖歌を主題歌に採用することは、極めて異例の挑戦だった。
ふたりはパイプオルガンの重厚な響きとソプラノの透き通るヴォーカルを融合させ、バップからシングルおよびサウンドトラックとして楽曲を発表した。スタジオ録音では、合唱の残響や空気感の調整に並々ならぬ執着が注がれたという。電子音に頼らない音作りのこだわりが、時代を超えて色褪せない強靭な強度を楽曲に与えた。