ザ・ぼんちの現在形を語るうえで避けて通れないのが、結成16年以上の漫才師を対象とした賞レース『THE SECOND〜漫才トーナメント〜』への挑戦です。70代の大御所でありながら、孫ほど年の離れた世代と同じ土俵に上がり、逃げも隠れもせず真っ向勝負を挑んだ姿は、全国の視聴者とお笑い関係者に強烈な衝撃を与えました。
SNSやネットコミュニティでは、当時のパフォーマンスについて熱烈な声援が飛び交いました。
「おさむ師匠の運動量が異常すぎる。息切れひとつせずボケ倒す姿に勇気をもらった」
「まさと師匠のツッコミのタイミングが正確無比。あのスピードでおさむ師匠を御せるのは日本で一人しかいない」
劇場関係者の証言によると、舞台裏での2人は徹底した健康管理とルーティンを課しているといいます。ぼんちおさむは日々のウォーキングや発声訓練を欠かさず、ジャズシンガーとしても精力的にライブ活動を行い、肺活量とリズム感を保っています。一方の里見まさと治下でも、喉のケアと筋力維持に余念がなく、客席の反応をミリ単位で察知する集中力を磨き続けています。
「年相応に枯れる」ことを良しとせず、観客が求める「あのやかましくて愛おしいザ・ぼんち」を完璧に演じ切る肉体的な準備。それこそが、古希を過ぎても第一線で爆笑をかっさらう最大のエンジンです。