「自宅で金魚すくいを練習したい」「子ども会やお祭りの模擬店でポイを大量に用意したい」という場合、用途に応じた調達ルートの選択が不可欠です。近年は100円ショップの充実やECサイトの普及により、個人でも手軽に各種ポイを入手できるようになりました。
個人が練習用や少人数での水遊び用として購入する場合、ダイソー、セリア、キャンドゥなどの100均がもっとも身近です。100均では、夏季を中心に「使い捨てポイ(5〜10本セット)」や、布製ネットが張られた「繰り返し使えるポイ」、枠に専用の薄紙をワンタッチで挟み込んで再利用できる「詰め替え式ポイ」などが販売されています。ただし、100均の使い捨てポイは号数表記がないことが多く、体感としては4号〜5号相当の厚手タイプが中心です。屋台の実戦練習(6号・7号のシビアな感覚)を想定する場合は、強度が強すぎる点に留意する必要があります。
地域の夏祭り、学校のバザー、町内会イベントなどで業務用として100本単位の大量購入を行う場合は、玩具問屋街(東京・浅草橋や大阪・松屋町など)の卸業者や、Amazon、楽天市場、モノタロウなどのオンライン通販が主流です。業務用パックは「1箱100本入」「200本入」単位で流通しており、1本あたり15〜25円程度と非常に安価です。さらに業務用であれば「5号」「6号」「7号」と号数を指定して発注できるため、客層に合わせた的確な難易度設定が可能になります。
また、家庭にあるもので手作り代用品を作ることも可能です。プラスチック製の針金ハンガーや牛乳パックを円形に加工し、ティッシュペーパー、キッチンペーパー、半紙、クッキングシートなどを貼り付ける方法があります。ただし、水溶性のティッシュは水につけた瞬間に溶け、クッキングシートは水を弾きすぎて水をすくってしまうなど、本物のポイ用紙(耐水性を持たせた特殊和紙)とは挙動が大きく異なります。本格的な練習を行うなら、後述する「ポイ枠の再利用とスペア紙の貼り替え」を行うのがもっとも確実です。