宮本武蔵の参戦から退場に至る一連のストーリーは、読者やネットコミュニティの間で極めて激しい賛否両論を呼び起こしました。
否定的な意見としては、「烈海王という屈指の人気キャラを失った喪失感」「魂を吸い出して終わるという決着のあっけなさ」などが挙げられました。一方で、肯定的な評価としては「本物の人斬りが持つ底知れぬ狂気と恐怖の描写」「本部以蔵の再評価(守護らねばならぬミームの誕生)」「無刀という概念の斬新なビジュアル化」など、板垣漫画の真骨頂を堪能できたとする声が根強く存在します。
単なる強さのインフレにとどまらず、「武とは何か」「命を懸けるとはどういうことか」という根源的なテーマを読者に突きつけた点において、武蔵編はシリーズ屈指の怪作・名エピソードとして刻まれています。