札幌市身体障害者福祉センターに関して、ネット上や利用検討者の間で頻繁に見受けられる典型的な3つの誤解を是正しておかなければなりません。
第1の誤解は、「身体障害者手帳の所持者しか使えない」という思い込みです。名称に「身体障害者」と冠されている歴史的経緯から誤認されがちですが、療育手帳や精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方も減免対象として公平に利用可能です。知的障害・精神障害のある市民に向けたプログラムや開放枠も設定されており、対象を狭く解釈して利用を躊躇する必要はありません。
第2の誤解は、「完全予約制であり、個人は一切飛び込み利用ができない」という極端な言説です。前述の通り、団体による専用利用枠は厳格な事前申し込みが必要ですが、月間スケジュール表で「一般開放(個人利用)」と指定されている時間帯であれば、当日に窓口で利用券(手帳所持者は免除受付)の交付を受けることでスムーズに入場可能です。
第3の盲点は、「介護者は誰でも無条件で何人でも無料になる」という誤認です。減免規定で利用料が免除される介助者は、手帳保持者1名につき原則として介助能力を有する同伴者1名に限定されています。友人や家族が複数人で同伴し、単なる同行レクリエーションとして施設設備を一緒に楽しむ場合、2人目以降の介助者要件を満たさない同伴者には一般料金の支払いが求められる、あるいは利用区分が制限されるルールとなっています。